学校以外の学び方について
小中学生の子供が不登校になると、「今の学校に復帰させたい」とほとんどの保護者は願うと思います。しかし、学校は万人に適している場所ではありません。本人の発達上の特性が一斉授業に合わなかったり、いじめがあったりなどする場合、在籍している小中学校には行かない選択肢もあります。「学校に行かない=悪いこと」ではありません。「学校に行かない=負けること」でもありません。「学校に行かなくてはいけない」という固定観念が子供を苦しめることがあります。「子供時代を、その子らしく、楽しく生きること」が、自尊感情を育み、将来生活していく上での根になります。ここでは、小中学校に代わる学び方を2つ紹介します。
・フリースクール
学校と併用して通ったり、毎日通ったりすることができます。規模の大きな所から、マンションの一室、学校法人の運営など、さまざまなフリースクールがあります。(教育)方針も千差万別なので、お子様の特性に合うかどうか、いくつか比較して検討することがおすすめです。お住いの地域によっては通える場所にないことが難点ですが、お子様に合うフリースクールが見つかれば、学校に戻る以上に生き生きできる場所になることもあります。
※『FSはっちゃく』は東京都町田市と三鷹市に計2校あります。近隣にお住まいの方はぜひ一度見学にお越しください。
「町田本校ホームページアドレス」→https://www.fshacchaku.com/
「三鷹校ホームページアドレス」→https://furisukuruhatchaku-389bb1.cms.webnode.jp/
他地域の方は以下から主なフリースクールを検索してみてください。
→『NPO法人フリースクール全国ネットワーク』https://freeschoolnetwork.jp/
・ホームエデュケーション(ホームスクール)
文字を読むと『家』で『教育』を行うこととなりますが、本質は『子供を中心とした学び』のことです。海外では以前からある学び方で、一定の市民権を得ている『積極的な不登校』ともいうべき学び方です。学校には通わずに、子供の興味関心に合わせて、子供自身がプログラムを決めたり、保護者と子供が話し合って内容を作ったりします。「家に閉じこもって学ぶ」ということではなく、本人の学びに合わせて、「博物館」や「美術館」に出向いたり、「山」や「海」の自然を教材にしたりすることもあります。遊びから派生した関心ごとを深めたり、知りたいことをとことん追求することも可能です。フリースクールに行くことが難しい、毎日は行かない、という場合はこのような形で学べると良いと思います。ただし、ホームエデュケーションは、現在の日本では法律の裏付けがあるわけではありません。学校と対立するものでもありません。他に選択肢がない場合や、フリースクール又は学校に行く前段階として行うことが現実的かもしれません。
